１．事故発生

海南市在住の女性（２０代）が自動車を運転中、信号待ちで停止していたところ、前をよく見ていなかった加害者運転の自動車に追突されました。依頼者は、頚椎捻挫等の傷害を受けました。

２．相談・依頼のきっかけ

事故直後から今後の治療や示談交渉について心配された依頼者のご家族が、インターネットで当事務所のホームページを見て、相談されました。

３．当事務所の活動

依頼者のご家族の保険の弁護士費用特約を利用して、当事務所で受任しました。その後、依頼者は事故後６ヶ月で治療が終了し、症状が概ね気にならなくなる程度まで治癒しました。そこで、裁判基準で損害額を計算して、示談交渉を行いました。

４．当事務所が関与した結果

示談交渉開始から約１ヶ月で、ほぼ裁判基準どおりの約９６万円（既払い金約７６万円を除く）での示談がまとまりました。

５．解決のポイント（所感）

ご自身の任意保険に弁護士費用特約を付けていなかった場合でも、同居のご家族が加入されている任意保険に弁護士費用特約があれば、保険会社にもよりますが、これを利用できることも多いです。

もし交通事故にあわれたときは、同居のご家族の任意保険の分も含め、弁護士費用特約が利用できるかどうかを、確認してみましょう。