1.事故発生
日高郡在住の男性が自動車に同乗し、右折信号待ちで停止していたところ、後ろから直進してきたトラックに接触されました。依頼者は、頚椎捻挫等の傷害を受けました。
2.相談・依頼のきっかけ
依頼者は、怪我の程度が軽く、通院実日数約10日で、症状は治りました。相手方損保会社から示談提示額を受けましたが、示談する前に弁護士に相談しようと、当事務所に相談されました。
3.当事務所の活動
保険会社からの提示額は約7万円(既払い治療費を除く)でしたが、裁判基準と比較して半額くらいの提示額でした。当事務所としては、裁判基準に基づく適正な損害賠償を得られるよう、示談交渉を行いました。
4.当事務所が関与した結果
依頼者が早期解決を優先され、裁判基準よりもわずかに低い額ですが、賠償金約17万円(既払い治療費を除く)を獲得することができました。
5.解決のポイント(所感)
この方は、弁護士費用特約に加入していなかったのですが、運転者と一緒に依頼されたことから、弁護士費用を減額させていただきました。しかし、一般的には、通院期間が短い場合、弁護士費用特約に加入していないと、費用の点で弁護士に依頼するメリットがなくなってしまいます。自動車保険には弁護士費用特約を付けられることをお勧めします。