1.事故発生
和歌山市在住の女性(30代)が自動車を運転中、前をよく見ていなかった加害者運転の自動車に追突されました。依頼者は、頚椎捻挫等の傷害を受けました。
2.相談・依頼のきっかけ
依頼者は、約2ヶ月間の治療を受け、その後、相手方損害保険より賠償額約38万円(既払い金約19万円を除く)の示談提案を受けました。依頼者のご家族が別件で当事務所に相談に来られた際に、依頼者も、弁護士費用特約が使えるのなら示談交渉を依頼したいとのことで、当事務所に相談されました。
3.当事務所の活動
当事務所で検討したところ、相手方損害保険からの示談提案内容は、家事労働分の休業損害と慰謝料について概ね自賠責基準で計算しているものでした。そこで、当事務所で受任し、裁判基準で損害額を計算して、積極的な示談交渉を行いました。
4.当事務所が関与した結果
示談交渉開始から約1週間で、ほぼ裁判基準どおりの約55万円(既払い金約19万円を除く)での示談がまとまりました。
5.解決のポイント(所感)
損害保険側の示談提案は、裁判基準よりも下回ることが多く、特に、専業主婦や兼業主婦の方の休業損害について、わりと低額な示談提案をする傾向が多いように思われます。
特に、兼業主婦の方の場合、損害保険側は、パート労働分についての休業損害は認めるものの、兼業主婦としての家事労働分の休業損害について全く認めない示談提案をしてくることも、よくあります。
主婦の方が交通事故被害にあわれたときは、休業損害額について特に注意が必要です。示談してしまう前に、一度は、交通事故に詳しい弁護士にご相談ください。