後遺障害なし:頚椎捻挫で賠償額が29万円から55万円にアップした事例

1.事故発生

和歌山市在住の男性(60代)が、追突事故に遭い、頚椎捻挫等の傷害を受けました。

 

2.相談・依頼のきっかけ

依頼者は、通院治療の結果、お怪我が治り、加害者側損害保険より、約29万円(既払い金約25万円を除く)の示談提案を受けました。依頼者は、示談をするか悩んでいたところ、当事務所に交通事故の示談交渉等を依頼された知り合いの方から紹介され、当事務所に相談されました。

 

3.当事務所の活動

当事務所で検討したところ、相手損害保険側からの示談提案内容は、裁判基準より低額なものでした。そこで、当事務所において、裁判基準で損害額を計算しなおし、示談交渉を行いました。

 

4.当事務所が関与した結果

ご依頼をいただいてから約1週間で、無事、依頼者も納得できる55万円(既払い金除く)での示談がまとまりました。

 

5.解決のポイント(所感)

被害者ご本人で示談交渉された場合、相手方損害保険は、裁判基準を下回る示談提案をしてくることが多いようです。

しかし、後遺障害なくお怪我が治癒された方の場合、賠償額がそれほど多額ではないケースが多く、弁護士費用特約があればよいのですが、弁護士費用を自己負担することになると、弁護士に依頼することを迷われる方もあると思います。

当事務所では、弁護士費用特約が使えない場合、原則として、相手方損害保険からの示談提案額から増額された額の20%と10万円(税別)という完全成功報酬制でご依頼をお受けしておりますが、このケースのように、弁護士に依頼することで増額が見込める額がそれほど多くないようなときは、場合によっては、前述の報酬基準を減額させていただくこともあります。

交通事故で相手方損害保険から示談提案があったときは、弁護士費用特約が使えない場合でも、どうぞお気軽にご相談ください。

初回相談無料(受付:平日9時~18時)