1.相談・依頼のきっかけ
80代の男性が、加害者運転の自動車に衝突され、亡くなられました。
ご遺族は、今後の示談交渉についてどうすればよいか分からなかったため、事故直後から当事務所に相談されました。
2.当事務所の活動
ご遺族は、相手方損害保険から賠償額約2271万円(既払い金を除く)とする示談提案を受けました。当事務所において検討したところ、裁判基準よりも低額な内容でした。ご遺族は、早期解決を希望されており、裁判までは求めないとのことでしたので、できるかぎり早期かつ裁判基準に近い内容での示談がまとまるよう、積極的に交渉を行いました。
3.当事務所が関与した結果
示談交渉開始から約2週間で、ご遺族も納得できる約2500万円(既払い金と過失相殺分を除く)での示談がまとまりました。
4.解決のポイント(所感)
死亡事故は、どれだけ賠償を受けたとしても、本当の意味で「解決」するということはありません。突然命を奪われた被害者の無念やご遺族の悲しみは、察するに余りあるものがあります。
しかし、だからといって、適正な額に満たない賠償額で示談を終わらせてしまうようなことは、あってはならないと思います。
遺されたご遺族が、適正な賠償額を求めて、加害者側損害保険や加害者側弁護士とやり取りするのは、実際のところ、かなり大変です。そんなとき、当事務所は、被害者側の立場でご遺族をサポートすることができます。また、加害者の刑事裁判への被害者参加もサポートいたします。
死亡事故を元に戻すことはできないとしても、せめて、ご遺族が適正な賠償額を受け取ることができるよう、当事務所は、全力でサポートいたします。