後遺障害なし:頭部挫傷(治療期間50日余り)で、賠償額が10万円から22万円へアップした事例

1.事故発生

9才の男児が、母親運転の自動車に同乗し、交差点を自動車で直進中、赤信号を見落として右折進行しようと右側道路から交差点に進入してきた車両に衝突されるという交通事故に遭い、頭部捻挫の診断を受けました。

 

2.相談・依頼のきっかけ

男児の両親が相手方損保会社と交渉してみたが、損保会社の示談提示額に納得できないとのことで依頼されました。

 

3.当事務所の活動

保険会社からの提示額約10万円(既払い金約9万円を除く)の内容を調査したところ、裁判基準と比較して低額の提示でした。当事務所としては、裁判基準に基づく適正な損害賠償を得られるよう、示談交渉を行いました。

 

4.当事務所が関与した結果

その結果、概ね裁判基準どおりの賠償金約22万円(既払い金を除く)を獲得することができました。

5.解決のポイント(所感)

後遺障害被害等の人身事故の場合、一般に、弁護士に依頼されることによる増額される額がそれほど多額とならないことが多いため、弁護士費用倒れになりかねません。

幸い、この方は、弁護士費用特約に加入していたため、費用を気にすることなく、弁護士に依頼することができました。もしものために、弁護士費用特約に加入しておかれることをお勧めいたします。

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